「ハルオロイド・ミナミ」として故三波春夫さんが復活…音声合成技術で東京五輪音頭を再現

ハルオロイド・ミナミ

国民的歌手として数々の名曲を歌い、2001年に亡くなった故三波春夫さんが音声合成技術によって、バーチャル歌手「ハルオロイド・ミナミ」として復活を果たし、インターネット上にデビューしました。

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ハルオロイド・ミナミとは?

ハルオロイド・ミナミは、カラオケ事業を手掛ける株式会社エクシングと名古屋工業大が、三波春夫さんの実際の歌声データを人工知能に学ばせて製作したバーチャル歌手。公式サイトによると、プロフィールが存在することが確認できます。

【名前】ハルオロイド・ミナミ (HAL-O-ROID)
【年齢】37.3歳
【身長】173.73cm
【体重】63.73kg
【好きな食べ物】米
【好きな音楽】オールジャンル
【得意音域】A2~E4

なんとこのハルオロイド・ミナミの音声データは無料でダウンロード可能との事。ハルオロイド・ミナミを使って楽曲を作成するには音声創作ソフトウエア「CeVIO Creative Studio S」が必要となりますが、こちらも無料体験版がありますので、動作条件を満たしたパソコンをお持ちの方なら、誰もが国民的歌手の歌声で楽曲を作成できるそうです。

【動画】ハルオロイド・ミナミ 東京五輪音頭
https://youtu.be/7b69ZZzVQHo

ハルオロイド・ミナミ公式サイト
http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/hal-o-roid/

三波春夫ってどんな歌手だったの?

ハルオロイド・ミナミの歌声データの元となった、三波春夫さんは昭和を代表する国民的歌手。

1923年7月19日に新潟県三島郡越路町で生まれ、16歳の時に三味線を伴奏に用いて話を語り歌う浪曲師「南篠文若」としてデビュー。

第二次世界大戦では徴兵により満州へ渡り、戦後に侵攻してきたソビエト連邦によって、22歳から26歳までの約4年間シベリア抑留生活を過ごしたそうです。

そして1957年に「三波春夫」に芸名を改め歌謡曲の歌手としてデビュー。「チャンチキおけさ」を始めとした曲がいずれも大ヒット。

東京オリンピックを翌年に控えた1963年には、テーマソングとなる「東京五輪音頭」を歌う1人となり、1970年の大阪万博のテーマソング「世界の国からこんにちは」も歌うこととなりました。

いずれも複数の歌手が歌う競作でしたが、三波春夫さんが歌うバージョンが最も売れ、「国民的歌手」という肩書が不動のものとなり今日ではこの2曲は三波さんの持ち歌だと思われるほどになりました。

紅白歌合戦でもデビュー1年後の1958年から出場し、通算31回の出場をしています。

有名な言葉「お客様は神様です」の真の意味

ちなみに三波春夫さんが残した有名な言葉に「お客様は神様です」というものがありますが、三波さんの自著によると

「舞台に立つときは敬虔な心で神に手を合わせた時と同様に心を昇華しなければ、真実の芸はできない」「いかに大衆の心を掴む努力をしなければいけないか、お客様をいかに喜ばせなければいけないかを考えていなくてはなりません。お金を払い、楽しみを求めて、ご入場なさるお客様に、その代償を持ち帰っていただかなければならない。」「お客様は、その意味で、絶対者の集まりなのです。天と地との間に、絶対者と呼べるもの、それは『神』であると私は教えられている。」

ということで、これは対価を払ってもらった側の心構えを言ったもので、決して対価を払った側が何をしてもいいということではありません。

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